2022年6月7日火曜日

シラカワ博士お別れの言葉のみ

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「まあ せいぜい がんばることですね」

「たしかに・・・ それでは みなさんも なごりはつきませんが これにて・・・」

「期待はずれでしたね・・・このわたしが力をかしているというのに、この程度の敵にこれほどてこずるとは・・・」

「こんなことでは到底・・・いや、やめましょう。もうすんだ事です。しばらくはかりそめの平和をよろこびましょうか」

「それでは、外でお待ちしています。しっかりと準備を終えてからいらしてください。くいをのこさぬようにね・・・ククク」

「み・・・見事です・・・このネオ・グランゾンをも倒すとは・・・これでわたしもくいはありません・・・戦えるだけ戦いました・・・」

「すべての者はいつかは滅ぶ・・・今度はわたしの番であった・・・それだけのことです・・・」

「これでわたしも・・・すべてのクサリから解き放たれることが・・・でき・・・まし・・・た・・・」

「おっと、こんなところで時間をつぶしているヒマはありませんでした。いずれまたお会いしましょう。今は急ぎますので、これで」

「さて、そうと決まればこんな所にいつまでもいる必要はありませんね。行きましょう、テリウス」

「それでは、私はこれで失礼します。用事がありますのでね」

「ふう・・・お見事です。ここは負けを認めて引き下がらせていただきましょう」

「こんなものですか・・・たわいのない」

「がんばってください」

「チカ、行きますよ」

「あなたが目覚めるのを待っていますよ。では、また会いましょう」

「この先にマサキがいます。あのサイバスターと事をかまえるのは得策ではありませんね。サフィーネ、モニカ、あなた達はここで待っていてください」

「たとえ、本当の神であろうと、私を操ろうなどとする存在は決して許しませんよ」

「そうですか、それは何よりです。では、そろそろ皆さんを元の世界に送還します」

「ええ、いつかは・・・」

「ご武運を」

「彼らとは・・・いずれまた会えますよ。まちがいなくね」

「では、我々は、これで。後はロンド=ベルのみなさんの、お好きなようになさってください」

「さすがですね、私もムダな戦いは好みません。わかりました。そうやって、いさぎよい態度をとっていただいた以上、私も我を張るのはやめるべきでしょう」

「この決着は、あなたがたにおまかせします。ですが覚えておいてください。力は、それを使う心に宿るのだと。心無き力は、闇に取りこまれます」

「かつての私が、そうであったように・・・」

「それでは、みなさん、がんばってください。彼を倒せば、人類の未来には新しい希望が生まれるはずです。あなたがたの手で、それをつかみとってください」

「・・・これほど力をつけているとは、思いませんでしたよ。いいでしょう、今回は私の負けです」

「ですが、力ですべてが解決できるとお考えならば、それは間違いですよ。第一、ここまで強くなるために、あなたがたは何人の命を吸ってきましたか?」

「その意味を考えない限り、あなたがたにも、人類にも未来はないでしょうね・・・」

「そうしていただければ、助かりますね」

「早くここから立ち去った方がいいでしょう」

「そうですか、わかりました。では、せいせいがんばってください」

「さて、終わったようですね。では私は神殿の調査がありますので、これで」

「では、私はこれで」

「……ここは、いったんさがりましょう。今の状態では多少不利になってしまいますからね……」

「グランゾンは完成したばかりです。ここで無理をする必要はありません」

「くっ……これほどとは……残念ですが、今のサイバスターは無敵……という事ですか……」

「仕方ありません、ここはおとなしく引き下がりましょう……マサキ、見事でしたよ」

「頼みますよ、サフィーネ」

「私の方も、後始末は終わりました。では、また、お会いしましょう」

「ふ……愚かな……」


シュウ「では、私はこれで失礼します。いつまでも王都にいるわけにもいきませんからね」

「私は今でも、おたずね者なのでしょう?」

マサキ「ああ、そうみてえだ」

シュウ「では、マサキ。お二人の美しいご婦人を悲しませないようにしてくださいよ」

マサキ「へっ、てめえだって同じだろうが」

シュウ「ふ……」

マサキ「行っちまったか……」


「さあ、それは自分の目で確かめてきてはどうです? 私はこれで用事が済みましたので失礼しますよ」

「後で私の下に来てくれれば、お見せしますよ。では、私はこれで」

「……それで結構です。これから、私はこの艦を降ります。用事があるのでしたら、お早めに」

「気を付けましょう。それでは、失礼しますよ」

「いえ、大した事ではありませんよ。それでは……」

「……ほう、ここまで力を付けていましたか……いいでしょう、今回は引き下がります」

「なるほど、そうまで期待されては行かないワケにはいきませんね。それでは」

「ええ、それでは」